自転車に関する道路交通法の改正

2023年4月27日に、自転車を利用するすべての人に対しヘルメットの着用が努力義務となります。
この″努力義務″と言うものは日本の法制上「〜するよう努めなければならない」などと規定され、努力義務に従わなくても刑事罰や過料等の法的制裁を受けないものです。

自転車の運転に関しては、既に15の危険行為が取り締まりの対象となっております。しかし、私は毎日のように広範囲で移動していますが、ルールを無視する自転車が取り締まりを受けているケースを一度も見た事がありません。年々取り締まり件数も増加し、自転車の死亡事故は減少傾向にあるので効果はあるのでしょうが、いかんせん、自転車の一時不停止、信号無視などの行為が見逃されているのを何度も見ているので取り締まりが強化されている実感がありません。

万が一、自分が車を運転中に脇道から自転車が飛び出して来て、軽い接触事故だとしても、相手が転倒し打ち所が悪ければ死亡事故になってしまう可能性もあります。特に高齢者は受け身を取れないですよね。
こんな時に相手がヘルメットを被っていれば…努力義務ではなく義務だったら…と言っても遅いです。

どうか自転車ユーザーがヘルメットを着用し、身を守ることに意識を向けてくれればと願うばかりです。

では、また来週!

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